
きょう またひとり
自分が進む道を拓くために
生徒がひとり
ナイロビ日本人学校を 後にしました。
だれもいなくなった教室は それまで気づかなかった すきま風を
知らせてくれます。
ふと
「弱い」と「か弱い」の違いが頭に浮かんで,
「か…」「か…」と。
受験問題の選択肢に,
「カ」はないかもしれません。
ナイロビ日本人学校の生徒は
迷わず決めていく力をもっています。
けれども
もし
どうしても迷ってしまったなら,
アかエ。
「か」の接頭語がつく言葉は
か弱い
か細い など。
はかなげで
弱々しくて
華奢で
頼りない
イメージを強めてしまう「か」ですが,
これが「かっ」となると,また違って,
かっとばす
かっ切る
かっさばく などなど。
威勢がいいようで。
次 会うときは
「か」じゃなくて「かっ」といきたいですね。
でもまず,体を大事にするんだよ。
日本は寒いから
雪だって降ってるから。
受験は体が第一なんだから,
かぜをひくなよ。
がんばれよ。
