
今日は いい青空でした。
一日じゅう, 抜けるような青空でした。
そういえば,きのうも おとといも 青空。

帰りの車の窓から 見えた空。
スラムの赤茶けたトタン屋根を照らしていたのは,
空の青に オレンジ色のしましま。

薄い雲に夕日が映って
空の青も残っている。
茜色って,こんな色なんだろうなあ。
茜雲。茜色。

アカトンボの別名は 茜蜻蛉(あかねとんぼ)。
茜菫(あかねすみれ)は,春の花。
紅紫の花を咲かせます。
茜はとても古くから使われてきた色の言葉で,
万葉集にも,
茜さす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(額田王)
と詠まれています。
「茜さす」は,枕詞。みちびく言葉は,「日」「昼」「紫」「君」
茜さす紫の花
茜さすアフリカの日の下で
こんな美しい花をいただきました。

茜も紫も,緋も青も,
どれがどうと決まるわけでなく,
それぞれがおたがいにもつ色から象られる
場面
言葉
思い出
それぞれの中で 混ざり合って「本当の色」になるのかもしれません。
カンガであしらえたコサージュのように。

役員をはじめ,PTAの皆様

来賓の皆様
帰国する4家族の思い出に
美しい彩りを
ありがとうございました。

